海外で薬を買うことになってしまった場合、どうすればいいのでしょうか?
日本以外の薬局なんて行ったことありませんよね、普通。
観光旅行は短期なので旅行中に薬を買うことはまずないと思います。
いちばんいいのは、日頃利用している薬を日本から持参することで異論はありません。
しかし、薬を持参することをつい忘れてしまったり、2、3錠持っていったものの飲んでしまったなど予想外の事態はあるものです。
1.結局は自分の判断です
−−−−−子供が熱があるようだ。−−−−−体温計は持ってきた。−−−−−えっ38度7分もある。−−−−−前に風邪をひいた時、小児科でもらった薬を持ってきたから飲ませよう。−−−−−しかし3回分しかない。明日の夜にまだ熱があったらどうしよう。
なんてパターンはありがちです。
この場合、取るべき行動はいくつかしかありません。
a. 「医者を探す。ホテルに聞いてみる。」
b. 「保険に入っている場合は、ドクターアシスタンスとかドクターズオンコールとか言う名前での日本語アシスタントサービスを行っているのでとにかく電話してみる。」
c. 「薬屋で薬を買って当面をしのぐ。」
一番手軽なのはa.です。ただ診察などが現地語になるため語学が堪能でない場合は、病状を説明することすら、おぼつか無くなってしまい困難が予想されます。したがって保険に入っている場合はb.を選択する場合が考えられます。
実は私本人(幸い子供ではなかったのですが)がサンディエゴ(アメリカ)で風邪ぎみになってしまい持っていった"バファリン"が無くなってしまいました。38度程度でしたから、まだ少し元気があったので、自らb.の方法でホテルから日本語アシスタンスサービスに電話してみました。わたしとしてはサンディエゴで日本語の通じる医者でも紹介してもらい、回復しない場合は行こうと気楽に考えていたのですが、帰国日が近かったので先方は料金精算でトラブルが起らないように、ホテルまで往診に行くとの事。さらに保険証書のコピーやパスポートのコピー、帰りの航空券のコピーなどを直ちにFAXしてほしいとの要請がありました。また往診時間などは不明ということで追って連絡するという答えでした。
私としてはまだ若干元気でしたので、かえって面倒と思い、お断りし、とりあえずc. を選択し、風邪薬を買いに行く事にしました。
もちろんここで動けないほど重病だったり、薬を買うのがいやなら往診してもらうしかなかったでしょう。ここでの判断はケースバイケースで行うしかないでしょう。(往診してもらっても、処方箋をもらって薬屋に行く事にはなったと予想されます。)
2.薬の種類
ちなみに私は海外の薬の知識は全く有りませんでした。どうしようもないので日本語アシスタンスサービスに例えば日本の「バファリン」に相当する薬は何か聞き、それを探すこととなりました。日本語アシスタンスサービス以外ではクレジットカード会社の現地案内所などに電話をすれば現地の国の薬の銘柄などを聞けるでしょう。
日本語アシスタンスサービスの答は、責任は持てない旨前置きがあり、"Tylenol"、"Sudafed"が一般的との説明でした。ただし種類がたくさんあるのでよく辞書で単語の意味を調べて買うようにすすめられました。
日本でも目薬などで「マイティア」といっても沢山の種類があるようにアメリカの"Tylenol"、"Sudafed"なども本当に沢山の種類がありました。
例えばこのページのタイトル画像も"Motrin"という風邪薬の広告です。キャッチコピーも5つの選択がある旨うたっています。内容を拡大してみます。
すべて子供向けのものです。スーパーやドラッグストアにいくと"Motrin"という銘柄はこの他にも大人向けのものがたくさんあります。
一番左は
ドロップ
幼児むけ濃縮ドロップ 2、3歳向け
次は
懸濁液
(ドロドロした液体飲み物) ベリー味 2−11歳向け
3つめは
子供向けかみ砕き錠
オレンジ味のかみ砕く薬 4−11歳向け
4つめは
ジュニア向けかみ砕き錠
オレンジ味のかみ砕き錠 6−11歳向け
最後は
ジュニア向けカプセル
飲み込みやすいカプセル 6−11歳向け
まず高熱を治すのに"Drop"ドロップがあるとは日本人にはなかなか、思い付きません。2つめの"Suspension Liquid"も単語が難しく意味を知らないと買いかねますね。"Chewables"かみ砕き錠も単語を知らないと、買っても飲み込んでしまいそうですね。
また2歳から11歳が対象のものは"Children's"と冠が付いているのに対し、6−11歳向けのものは"Junior Strength"と冠が付いています。
またドロップの"toddler"よちよち歩きくらいの幼児という単語も知っていると便利です。
以上のように、ちょっと知っているか知らないかで大違いです。わたしは当時スーパーで辞書をひき始めましたが、知らない単語が多すぎて参りました。
他にも例をみてみましょう。
"SUDAFED"の一つです。
まず"Non-Drowsy"「眠気を誘わない」が目に付きます。レンタカーなどを運転しなければならない場合はこの表示のあるものを選びましょう。
次に大きな文字は"MAXIMUM STRENGTH"とあります。先ほど6−11歳向けの薬に"Junior Strength"と付いていました。これに対応する意味で「大人向け・最大限の強さ」といったところでしょうか。
次に一番大きな文字(商品名よりは小さいです。)で"SEVERE COLD FORMULA"と記されています。「ひどい風邪向けカテゴリ」が直訳でしょうか。
ここまで解れば購入すべき薬か否かが大体解ります。
後は実際の症状の列記で風邪のための鼻血、頭痛、発熱、堰、喉の痛みなどと書いてあります。これらも解ればもちろんいいのですが、私のような単語力がないばあい、無駄なあがきはせず、大きな文字の理解を優先した方がいいようです。なにせ病気は風邪だけではありませんから単語も覚えはじめたらきりがありません。旅行どころではなくなってしまいます。そうは言っても"Headache""Cough""Cold"くらいは押さえておきましょう。
"TYLENOL(タイラノール)ではWebpageで数ある"TYLENOL"の中から症状別に何を選ぶべきかを探してくれるシステムがあります。英語サイトですが、子供が寝込んだときでも想定して2、3やってみると終わったころには薬の種類もおおまかに把握できるようになっているのでは!
tylenol.comからWhich Tylenol to take?を選択してみて下さい。
http://www.tylenol.com/
他の例をとして "VICKS"と"Suphedrin"を載せておきます。