ここまで解説した一般の保険では交通事故を起こしたとき、巻き込まれたときの賠償の項目がありません。
    別途レンタカー特約に入る必要が出てきます。
    でもちょっと待って!
    レンタカーを借りるとき保険に入るじゃないですか?
    これって二重投資?
    違いを解説します。



    1.レンタカーを借りるとき入る保険

      ハーツの場合
      (1)基本契約(自動車賠償保険)


        対人

        対物

        アメリカ
        1人US$15,000 1事故US$30,000

        US$10,000

        カナダ
        C$1,000,000

        C$1,000,000

        その他
        無制限

        無制限


        強制的に入っています。保険料は料金に含まれてます。

      (2)車両損害補償制度(LDE/CDW)

        盗難・紛失・破損などによってレンタルした車両に損害が及んだ場合に、契約者の損害額負担を免除する制度。不注意による盗難は対象とならない。
        加入料 1日あたりUS$7から19くらい。

      (3)搭乗者傷害保険(PAI)・携行品保険(PEC)

        PAIは契約者・同乗者が事故により負傷した場合に規定の金額を支払うもの。


        契約者
        同乗者
        死亡
        US$175,000
        US$17,500
        治療費
        US$2,500
        US$2,500
        救急車費用
        US$250
        US$250

        PECはレンタカー利用中に携行している荷物(現金などは除く)の盗難、破損による損害を補償する保険です。
        1回のレンタルにつき1人あたりUS$600。
        保険料は両方セットでUS$4.95/1日

      (4)追加自動車損害賠償保険(LIS)

        基本保険をアップする保険。補償限度額をUS$1,000,000に。
        保険料はUS$8.95/1日



    2.海外旅行傷害保険の特約

      アメリカ・カナダで1.(1)(4)でカバーしきれなかった金額について補償する保険です。
      対人・対物・被害者治療費などが補償されます。対人は1億円くらいからあります。考えてみてださい。慣れない土地での運転です。まずないといっても、もしものときに上記1.(1)の補償では心細すぎます。レンタカーを借りるならぜひ入るべきでしょう。
      ただし被害者治療費も補償される場合があります。これは基本契約にありません。
      アメリカ以外でのドライブの際に入って意味のあるのはこの部分です。



    3.内容を吟味

      事故の際の対人・対物補償について考えます。ハーツならアメリカ・カナダ以外でしたら無制限補償が付いていますので、任意保険に入る必要はないでしょう。ただしアメリカでしたら絶対額が足りないと感じますので任意保険に入るべきです。ただLIS(US$1,000,000)の額で充分と思われるならLISの方がお得でしょう。LISと任意保険に入ると二重投資ではないでしょうか。
      LDW/CDWは入って当然ですね。車を壊して実費弁償なんて冗談じゃありません。