子連れの機内。結構大変です。
    騒がせない。寝かす。この2点は親にとって機内でひとときも忘れてはなりません。(涙)



    1.席に着いたら
      飛行機では離陸・着陸の際は荷物を前の席の下か、キャビネットに収納させます。前の席の下があればいいのですが、スクリーン前の席の場合、収納スペースがない場合があります。そうするとキャビネットに手荷物をすべて収納しなければいけなくなります。いちいち指摘されないだろうと思って足元に置いておいても必ずいつかは指摘されます。離陸寸前に指摘され慌ててしまうと、必要なものまでキャビネット行きとなってしまいます。一旦キヤビネットに入ってしまうと、離陸から水平飛行までの間、最低でも15分、運が悪ければ離陸に時間がかかり、気流が安定せずで1時間くらい取り出す事ができなくなります。
      そういう時に限って子供はぐずり出します。飴とかパックジュースとか、マグマグとかは座席前のポケットにすぐ移しておきましょう。


    2.バシュネット
      バシュネットをリクエストした場合も、設置は水平飛行後となります。離陸時の心地よい揺れで子供が寝て、無事バシュネットに寝かす事ができたあなたは、この上ない幸せ者です。きっとその旅行は素晴らしいものとなるに違いありません。そうは行かなかった、あなた。普通です。ひょっとしたら飛行中一度もバシュネットに寝かす事はできないかもしれません。でもおもちゃ入れにはなります。





    3.機内食
      子連れ旅行で機内食を堪能するのは非常に困難です。2歳未満の場合、子供に席はありませんから抱っこしたまま食べる事になります。まず機内食がテーブルからトレイごと落ちそうになります。じゃんけんで勝った方が負けて子供を抱っこしている方のトレイを支えながら急いで食事をします。当然キッズミールを子供に食べさせながらとなります。そして食べおわったトレイを素早く返却し、選手交代となります。

      (写真はノースウエスト航空ビジネスクラスの前菜)






    4.ミルクを作る
      乳飲み子づれの場合はミルクをあげるタイミングが重要です。やはり機内食が出る前にお腹いっぱいにさせ、運がよければ寝てもらうのが一番です。
      まずフライトアテンダントに熱湯をもらいます。ただし食事前の時間は大忙しですからタイミングを見計らいましょう。湯冷ましはあらかじめ水筒に入れて持参すると便利です。


    5.遊ばせる
      乳児はぬいぐるみを持たせたり、なにか口にくわえさせるしか手がありません。あと迷惑にならない程度にトイレにでも連れていって気分転換させましょう。
      2歳ぐらいからはいくつか手があります。鉛筆と紙を用意してお絵描き。スタンプセットを持っていってスタンプごっこ。画面の大きいビデオを持っていってビデオを見せる。(おかあさんといっしょなどを事前に録画しておく)など時間持ちできそうなものを重点的に持っていきます。絵本も我が家では有効な手段です。新しいおまけつきの雑誌(ベビーブックなど)を持っていけばシール遊びもできます。







    アメリカではこのような方法も一般的!


    ”飛行機での過ごし方”に1つ、アイデアがあります。私は日本への里帰りのとき、まだ子供が2ヶ月という幼さだったのでやらなかったのですけど、アメリカ人は飛行機などで長距離を移動する場合、子供に風薬を飲ませて眠らせちゃうんです。(アメリカ人はあんまり副作用とか考えない気がします。なんでもすぐ、薬に頼ちゃうんですよね)。

    義姉家族は昨年、ニュージーランドに転勤して行ったのですが、その際もやはり二人の幼い娘(1歳と2歳6ヶ月)に飲ませていました。こちらの国際結婚友達の間でもやっぱりそれは普通で、「日本にちょっと帰ることになった」というとすぐ「やっぱり(薬を)飲ませる?」と聞かれるくらいです。

    義姉に問い合わせたところ、睡眠薬(SLEEPING PILL)とは言わず、”風邪薬・(乗り物の)酔い止め薬”ということなそうです、すごい組み合わせですけど。
    これには二つありまして、Benedryl とDraminineというそうです。義姉はBenedrylの方を使っています。これは、ブランドの名前なのか(TYLONOLのように)、薬自体の名前なのか、よく分かりません。E−mailで問い合わせたので(彼女は今、ニュージーランドにいます)”The medicine we use is just Benedryl or Draminine (it is used for colds or motion sickness)”とだけありました。スーパーの薬局で売っていると思います。

    とにかくよく効くそうで、義姉は、飛行機に乗る直前に子供たちに飲ませるそうです。
    すると、機内食を食べてすぐ、眠ってしまうらしいです。早々、空港についてすぐに飲ませたりすると、子供たちが移動の際、疲れ切ってしまい(薬が効いてしまって)、かえって大変なそうです。安全性は、義姉の子供たちの小児科医も勧めているそうなので(ちなみに義母も、彼女の7人の子供にこれを飲ませていたそうです)、大丈夫じゃないかと思います。用量は体重によりますので、子供の体重を予めパウンド(lbs.アメリカではKgはあまり使いません)で知っておく必要があります。

    (注) 1 lbs = 0.453 kg
    ソルトレイクシティ在住 Kanako Fordさん
    (1999年2月)





    Benadryl 試しました!

    元気いっぱいの子供を8時間近くも抱えている自信のなかった私は、「そんな夢のような薬があるなんて」と、早速現地アラモアナのLongs Drugで薬を買い求めました。大人用の錠剤と子供用の飲み薬があり、子供用は1ビン6ドルぐらいでした。
    Prescriptionのカウンターで尋ねたところ、「Benadryl」はアレルギーを押さえる薬で、副作用として眠くなる効果があるとのこと。他に、口が乾くなどの症状が出たりすることもあるそうなので、子供に飲ませるときには、ジュースやお茶を大目に与えるようにするといいと思います。うちの子は、体重14キロぐらいと大きめなのですが、ティースプーン1杯
    を飲ませるよう言われました。服用後、30分で効いてくるそうなので、ゲートに入って搭乗を待っているときに飲ませるのがいいと思います。

    子供用の飲み薬は、チェリーの甘い味がついており、特別嫌がりませんでした。
    さて、肝心の効果のほどは・・・うちの場合は、飛行機が飛び立つ前に眠ってしまい、「やった」と思いました。しかし、1時間ほどで起きてしまったので、「あれ?」と思っていると、なんとうんちをしていました。その後は、ずーと起きていて、結局成田に到着する一時間前まで元気いっぱいでした。というわけで、あまり効かなかったようなのですが、それでも試したい方は、現地の大きな薬屋さんなら、たいがい売っているので、購入されてみてはいかがでしょうか。

    コボちゃん  99年7月



    編者感想  貴重な情報および貴重な体験談ありがとうございます。ぜひ我が家も次回試してみようと思っています。

    Benadryl(ベナドライル)は市販薬なので使用法さえ誤らなければ個人的には問題はないと感じていますが、グレープフルーツジュースと併用すると、心臓疾患を引き起こす可能性が報告されているようです。お気をつけください。私は医者ではないので安全かどうかの判断はできませんし、服用後の責任も持てません。ご心配な方は必ずお医者さんに確認の上、服用することをおすすめします。まあ、この薬に限ったことではないと思いますが...